水中毒について

水を飲むことによって、中毒症状(意識障害やけいれん)が出ることがあります。
これが水中毒です。

どうやってなるのかというと、
身体から水分が失われる

口が渇くのでさらに水を飲む(身体から失われているのは、水と電解質であるにもかかわらず水ばかり飲む)

血中の電解質は水で希釈されて下がり、低ナトリウム血症、低カリウム血症を引き起こし、重篤障害、けいれんを起こす。

こういった状態を水中毒と呼んでいます。

適度なナトリウム、カリウムを含んだ水分を摂取しなければ、かえって危険な状態となることに注意してくださいね。

注意

K+摂取の際に気をつけなくていけないポイントがあります。
肝臓の働きが悪い人は注意して下さい。
K+は心臓の働きを止まる方向になるため多量に摂取するのは危険です。
肝臓に疾患のある方は必ずかかりつけのお医者さんにご相談下さい。

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この記事を書いた人

共友調剤薬局 スタッフ

北九州市内に3店舗。地域に根ざして皆様の健康をお薬を通じて見守っています。